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木造住宅の耐震診断|種類・費用・期間を徹底解説!

2024.11.26
木造住宅の耐震診断|種類・費用・期間を徹底解説!
  • 木造住宅の耐震診断|種類・費用・期間を徹底解説!

耐震診断で地震に強い安心の住まいを実現!

 
 
地震大国といわれる日本では
住まいの安全性を見直す
「耐震診断」が注目されています。
 
日本の戸建て住宅の多くは木造で
約9割が木造住宅と言われています。
木造住宅は、日本の風土や文化
コストパフォーマンスに適した住宅の形態です。
そのため、新築や既存の戸建て住宅において
主流であり続けています。
 
 
🔶⋆🔶耐震診断の種類🔶⋆🔶
 
耐震診断には3種類あります。
🔵簡易診断
🔵一般診断法
🔵精密診断法
それぞれ費用や診断内容が異なります。
 
各診断の特徴や費用、所要日数について
わかりやすく解説します。
地震に強い住まいを目指すため、どの診断が
ご自宅に合っているのか、ぜひ参考にしてみてください!
 
 
🔵1. 簡易診断
 
**どんな診断?**  
  家の耐震性をざっくりと目視で確認します。  
  手軽で、初めて耐震診断を受ける人向け。  
**費用**  
  無料~数千円  
  自治体の無料診断サービスを利用できることが多いです。  
**日数**  
  半日~1日  
  現地調査のみなので、短時間で終わります。  
**こんな人におすすめ**  
  「家が地震に強いかざっくり知りたい」という方。  
  費用をかけず、まずはおおまかな状態を確認したい場合。
 
 
🔵2. 一般診断法
 
**どんな診断?**  
  家全体の耐震性を、設計図や簡単な現地調査を基に
 専用ソフトで数値化します。  
  耐震性能が「安心」「補強が必要」など
 わかりやすく評価されます。  
**費用**  
  5万~10万円程度  
  自治体の補助金が使える場合もあり
 実際の負担は減ることが多いです。  
**日数**  
  1~3日  
  調査と診断結果の報告書作成に時間がかかります。  
**こんな人におすすめ**  
  「耐震性能を具体的な数字で知りたい」
 「補強工事が必要か判断したい」方。  
  コストと診断精度のバランスを重視する方。
 
 
🔵3. 精密診断法
 
**どんな診断?**  
  柱、梁、接合部、基礎などを徹底的に調べ
 補強工事の計画を立てるための診断です。  
  家の弱点を細かく分析し、対策を明確にします。  
**費用**  
  10万~20万円程度  
  費用は高めですが、自治体の補助金が
 適用されることが多いです。  
**日数**  
  3~7日  
  調査、解析、報告書作成を含め、時間がかかります。  
**こんな人におすすめ**  
  「具体的な耐震補強工事を計画している」方。  
  大きな地震リスクが心配で、家を徹底的に調べたい場合。
 
 
 
3種類の診断の中では「一般診断法」が最も選ばれています!  
費用、時間、診断精度のバランスが良いからです。  
耐震性能を数字で把握できるので
地震対策の次のステップを考えやすいのも理由の一つ。  
自治体の補助金を利用することで
費用を抑えられる点も魅力です。  
 
🔵**ポイント**
初めての方は「簡易診断」
または「一般診断法」がおすすめです。  
詳細な補強計画が必要な場合は
「精密診断法」を選びましょう。  
自治体の補助金制度をチェックすることで
費用を抑えられる可能性があります!

安心できる耐震診断とは?選び方と注意点を徹底解説

2024.11.25
安心できる耐震診断とは?選び方と注意点を徹底解説
  • 安心できる耐震診断とは?選び方と注意点を徹底解説

信頼できる耐震診断の選び方と注意点を解説

 
最近は耐震診断を受ける人が増加傾向にあります。
能登半島地震(2024年1月)の影響で
旧耐震基準や一部の新耐震基準の建物でも
倒壊例が出たことが話題となり
耐震性能への関心が高まっています。
 
また、国土交通省や自治体は、耐震診断や耐震化を
促進するための施策を強化しています。
たとえば、「要緊急安全確認大規模建築物」の
診断期限を延長し、自治体ごとに耐震目標の設定を
促す動きが進められています。
さらに、東京都では耐震診断や改修の相談会を開催し
市民が簡単に取り組みやすい環境づくりを目指しています。
 
耐震診断を受けることで、建物の耐震性を評価し
必要な対策を明確にできます。
地震が頻発する日本では、安心して住むために
診断の重要性がさらに認識されています。
 
耐震診断は、建物が地震にどのくらい耐えられるかを
専門的に評価する調査です。
特に日本のような地震大国では
安全な住まいづくりの第一歩として欠かせないものです。
診断では、建物の構造や劣化状況、建築年
壁や基礎のバランスなどを調べます。
新耐震基準(1981年以降)に適合しているかを確認し
必要に応じて耐震補強を提案します。
 
 
 
🔵耐震診断の基準
耐震診断は、建物の構造や状況を調べ
それが法律や安全基準に適しているか確認するものです。
特に以下の点を評価します
 
1. 建物の構造形式  
   木造、鉄筋コンクリート、鉄骨造など
 建物の構造の強さを調べます。
 
2. 建築年と基準適合性  
・新耐震基準(1981年以降)
 この基準以降に建てられた建物は
 震度6~7に耐えられる設計とされています。
 
・旧耐震基準(1981年以前)
 新基準に比べて耐震性が低いため
 特に補強の必要性が高いとされます。
 
3. 壁の配置や量  
   建物にどのくらいの壁があり
 それがバランスよく配置されているかを確認します。
 不均等だと地震で崩れるリスクが高くなります。
 
4. 劣化の状態  
   時間が経つと、柱や基礎が劣化して建物全体の
 強度が低下するため、その状態を調べます。
 
5. 基礎や地盤の状態  
   地盤が建物を支える能力があるか
 基礎にひび割れや損傷がないかを確認します。
 
🔵耐震診断を行うための資格
耐震診断をするためには、専門的な知識や経験が必要です。
診断を行う人は以下のような資格を持っています
 
1. 建築士(1級または2級)  
   耐震診断を担当する基本的な資格です。
 特に1級建築士は複雑な構造の建物も診断できます。
 
2. 構造設計一級建築士  
   構造の設計に特化した建築士で
 耐震性に関する高度な診断や設計が可能です。
 
3. 木造建築物の耐震診断士  
   特に木造住宅の診断に特化した資格です。
 地方自治体の研修などを受けて認定されます。
 
4. 自治体が認定する診断士  
   一部の自治体では、耐震診断のための
 独自の資格認定制度があります。
 
 
🔵耐震診断の進め方
1. 事前相談  
   建物の所有者が耐震診断を依頼し、相談します。
 
2. 現地調査  
   診断士が実際に建物を訪問して壁、柱、基礎などを
 確認します。
 
3. 診断結果の報告  
   評価結果が数値やグラフで示され、耐震補強が必要か
 どうかの提案を受けます。
 
 
耐震診断は、地震への備えを確認するために
重要なプロセスです。
多くの専門機関が「診断結果に基づく補強工事によって
住宅の安全性が向上した」との利用者の声を取り上げています。
また、耐震診断と補強工事を組み合わせた場合
費用対効果や工事の透明性に関する満足度が高いようです。
 
結果や改善の必要性に関して信頼できる資格を持つ
専門家による診断を受け、適切なアドバイスを受け
補助金制度の活用や費用面での透明性により
満足度が高く安心した耐震診断を受けることができます。

自宅でできる耐震診断チェックリスト|簡単にできる10のポイント

2024.11.19
自宅でできる耐震診断チェックリスト|簡単にできる10のポイント
  • 自宅でできる耐震診断チェックリスト|簡単にできる10のポイント

住宅の耐震性を簡単にチェック!

 
地震大国である日本では、住宅の耐震性が家族の安全を守るために非常に重要です。
しかし、耐震診断を専門家に依頼する前に、
自宅の耐震性を簡単に確認する方法があります。
今回は、誰でもできる簡単な耐震診断チェックポイントを紹介します。
これらを参考に、自宅の耐震性を見直し、必要な対策をご検討ください。


🔵建物の基本情報

1. **1981年以降に建てた家ですか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 1981年に耐震基準が改正され、新基準の建物は地震に強い設計になっています。
 旧基準の場合、耐震補強が必要なことがあります。
 
2. **増改築をしたとき、耐震補強も一緒にしましたか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 増築や改修で建物のバランスが崩れると、耐震性が低下する可能性があります。
 
🔵壁や柱

3. **家の壁に大きなひび割れはありませんか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 壁にひびがあると、地震の揺れで壊れやすくなります。
 
4. **家の柱や梁(はり)に傷やひび割れはありませんか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 柱や梁が壊れていると、家全体が危険になります。
 
🔵屋根と基礎

5. **屋根が瓦ではなく、軽い素材(スレート、金属)ですか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 重い屋根は地震の揺れを増幅し、倒壊リスクを高める可能性があります。
 
6. **家の基礎にひび割れはありませんか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 基礎のひび割れは家全体の強度を下げる原因です。
 
🔵接合部と柱

7. **柱と基礎、梁が金具やボルトでしっかり固定されている** 〇 / ✖  
   *理由*
 固定が不十分だと地震時に柱や梁が外れ、建物の崩壊につながります。

🔵家具や安全対策

8. **大きな家具は固定されていますか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 家具が倒れると怪我の原因になり、避難経路をふさぐこともあります。
 
9. **ガラス窓に飛散防止フィルムを貼っていますか?** 〇 / ✖  
   *理由*: ガラスの飛散を防ぐことで、怪我を減らせます。

10. **非常用持ち出し袋を準備していますか?** 〇 / ✖  
   *理由*
 耐震性だけでなく、地震後の安全も考えて準備しましょう。
 
 
🔶⋆🔶 結果の目安 🔶⋆🔶
〇が8個以上:比較的安全な状態。ただし、専門家の診断を受けることでさらに安心です。  
〇が5〜7個:いくつか改善点があります。専門家に相談を検討しましょう。  
〇が4個以下:耐震性に不安がある可能性が高いため、専門家に相談して補強を検討してください。
 
このチェックリストで簡単に現状を把握し
安心できる住まいづくりの第一歩を踏み出しましょう!

住宅の地震対策チェックポイント|強度不足のサインと注意点

2024.11.18
住宅の地震対策チェックポイント|強度不足のサインと注意点
  • 住宅の地震対策チェックポイント|強度不足のサインと注意点


住宅の地震強度の不安サイン

 
地震への備えは住宅の安全性を守るために重要です。
この記事では、住宅の地震強度が不足している
可能性を示すサインを詳しく解説します。
早めの確認と対策が安心な暮らしにつながります。

 1. **基礎のひび割れ**
  基礎に大きなひび割れや斜めに伸びるひびが
 見られる場合、建物の構造に問題がある可能性があります。
 特に、広がるようなひび割れは地震で建物が
 変形しやすく、強度が不足している可能性があります。
 
 2. **柱や梁のたわみやひび**
  柱や梁がたわんでいたり、ひびが入っている場合は
 荷重に対して弱くなっている可能性が高いです。
 木造や鉄骨構造の住宅では、経年劣化によって
 こうした部分に不具合が生じることがあります。
 
 3. **外壁の亀裂**
  外壁に縦や横のひび割れが入っている場合
 地震時の横揺れに対する耐性が不足していることが
 考えられます。特に、コンクリートやモルタル壁の
 亀裂は注意が必要です。
 
 4. **窓やドアの歪みや開閉の不具合**
  窓やドアの開閉がスムーズでない場合
 建物全体が歪んでいる可能性があります。
 特に、枠が変形している場合は構造に歪みが
 生じている兆候です。
 
 5. **屋根のズレや瓦の浮き**
  屋根材のズレや瓦の浮き、緩みが見られる場合
 屋根の固定力が弱く、地震時に落下するリスクがあります。
 耐震性が不足していると、揺れで屋根材が飛散する恐れがあります。
 
 6. **床の傾きや段差**
  室内で床が傾いていたり、段差が生じている場合は
 建物全体の沈下や基礎の不安定さが疑われます。
 こうした状況は耐震性の低下を示すサインです。
 
 7. **古い建築基準の建物**
  建物が1981年以前に建てられたものであれば
 旧耐震基準で設計されている可能性があり
 現在の耐震基準と比べて地震に対する耐性が低い場合があります。
 
これらの項目が確認された場合
専門家による耐震診断を依頼し
必要に応じて補強工事を行うことが推奨されます。
 

住みながらできる耐震対策とは?簡単で効果的な方法を紹介

2024.11.13
住みながらできる耐震対策とは?簡単で効果的な方法を紹介
  • 住みながらできる耐震対策とは?簡単で効果的な方法を紹介


住みながら可能な耐震対策

 

住宅に住みながら行える耐震対策として
以下の方法が効果的で現実的です。
これらの工事は生活空間への影響を最小限に抑えつつ
地震時の安全性を高めることが可能です。
 
 
1. **接合部の金物補強**  
 住宅の外壁に施工する工事です。
 柱と梁などの主要接合部に専用の耐震金物を取り付け
 揺れに対する強度を上げます。
 金物補強は部分的な施工で済むため
 住みながらの工事が可能です。
 
 倒壊防止プロテクターを追加するだけで
 ほぞ抜け防止もできるため
 木造建築の強化にも有効です。
 
 
2. **壁の補強(耐震パネルの設置)**  
 住宅の内壁に耐震パネルを追加することで
 横揺れに対する強度を高めます。
 設置は部屋ごとに行うため
 工事が必要な部屋以外は普段通り生活できます。
 耐震パネルは比較的短期間で取り付けられ
 内装を大きく変更せずに耐震性能を向上できます。
 
3. **基礎部分の補強(基礎シートの巻きつけ)**  
 床下に入って行う工事です。
 基礎の補強には、炭素繊維シートを基礎部分に
 巻きつけて強度を増す方法があります。
 これは、生活空間にほぼ影響を与えずに施工が可能です。
 また、地盤との固定を強化することで
 地震時の安定性を高めます。
 
4. **家具の転倒防止対策**  
 耐震工事ではありませんが、家具の転倒防止も重要です。
 家具を壁に固定する、転倒防止用のストッパーや
 金具を使うことで、地震時の安全性を高めます。
 これは住みながら簡単に実施でき
 特に大型家具の転倒を防ぐために推奨されています。
 
5. **耐震診断と補助金制度の活用**  
 耐震診断によって住宅の現状を把握し
 必要に応じて補強工事を行います。
 自治体では、診断や補強工事への補助金を
 提供していることが多いため
 地元の工務店や自治体への相談も有効です
 
これらの耐震対策を住みながら進めることで
安全な居住環境を保ちながら地震に備えることが可能です。
 

耐震対策の実施率はどれくらい?現状と課題を徹底解説

2024.11.11
耐震対策の実施率はどれくらい?現状と課題を徹底解説
  • 耐震対策の実施率はどれくらい?現状と課題を徹底解説

日本の地震対策の現状


日本における家庭の耐震対策の実施率は
依然として課題があります。
 
2024年のデータによると
旧耐震基準(1981年以前の建築基準)に建てられた
住宅に住むご家庭の約8割が
耐震強化の対策を行っていないとされています。
 
また、多くの人が地震への不安を抱き
頻発する地震によって防災意識が高まっているものの
実際に「万全の備え」をしているご家庭は
半数以下に留まっています。
 
耐震対策を行ってない場合
以下のような要因が影響していると考えられています。
 
1. **費用負担への不安**  
 多くの人が地震のリスクを理解していても
 住宅全体の耐震対策には数十万から数百万円かかる
 場合もあり、負担感が対策を躊躇させる原因となってしまいます。
 
2. **地震に対する漠然とした不安**  
 地震に対する不安はあっても
 「具体的にどう対策をすればよいか分からない」
 といった、漠然とした不安が
 耐震対策への行動に結びつかないこともあります。 
 
3. **耐震対策の情報不足** 
 実際に耐震診断を受けたり
 自治体の補助金を活用したりすることで
 対策のハードルが下がる場合もありますが 
 耐震診断や補強方法の具体的な手段や
 自治体の補助金制度についての周知が進んでおらず
 情報不足により耐震対策への行動に移りにくくなります。
 
4. **住宅に対する愛着や構造の美学**  
 構造を損なわずに耐震性を高める方法は
 増えてきていますが、大がかりな耐震対策工事をすると
 伝統的な木造住宅や古民家などの場合は特に
 建物の歴史や美しさを損なわれる不安感があります。
 
 
5. **優先順位の低さ**  
 耐震対策は日常生活にすぐに影響するものではないため
 他の箇所の家の修繕や生活費の方が優先されます。
 日常生活で直ちに必要な支出を優先することも
 耐震対策を後回しにする一因となっています。
 
 
 
政府も耐震化促進に注力しており
「国土強靭化計画」などで耐震基準の見直しや
住宅の耐震診断・補強支援の拡充を進めています。
自治体でも、耐震補強や診断への
補助金制度を提供するなどして
住宅の耐震化をサポートする取り組みが進行中です

耐震対策について

2024.10.30

倒壊防止プロテクター施工手順|安全・耐久性確保のための全工程解説

2024.10.28
倒壊防止プロテクター施工手順|安全・耐久性確保のための全工程解説
  • 倒壊防止プロテクター施工手順|安全・耐久性確保のための全工程解説

倒壊防止プロテクターの施工手順

倒壊防止プロテクターの施工手順について
各工程の内容を説明します。
 

 1. 施工前

S__1163305_0.jpg

施工前には、設置場所の確認や準備を行います。

具体的には、図面をもとにプロテクターの
取り付け位置や数量を確認し
使用する材料や道具の準備を整えます。
また、作業エリアを清掃して安全を確保します。
 

 2. 墨出し

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墨出しでは、取り付けるプロテクターの位置を
正確にマーキングします。
専用の墨つぼや水平器を使い、基準線を引くことで
施工の精度を高めます。
墨出しの正確さが、その後の作業の仕上がりに
大きく影響するため、慎重に行います。
 

 3. 削孔作業

S__1163308_0.jpg

削孔作業は、プロテクターの取り付け用の穴を
あける作業です。
ドリルやコンクリート用の削孔機を使って
所定の深さと径で穴を開けます。
削孔の精度が重要で、位置がずれると
取り付けの強度が弱くなる可能性があるため
正確に穴を開けます。
 

4. コーキング打設

S__1163309_0.jpg

削孔後、コーキングを穴に注入し
プロテクターがしっかりと固定されるようにします。
コーキング材は防水や緩衝の効果もあるため
しっかりと隙間なく充填します。
コーキングの量や塗布の仕方も
強度に影響を与えるため注意が必要です。
 

 5. 錆止め

S__1163310.jpg

鉄製の部品を使用する場合には、錆止め処理を行います。
防錆剤や錆止めペイントを使い、プロテクターの
表面や削孔部分をコーティングします。
これにより、耐久性が向上し
長期間の使用に耐えるようになります。
 

 6. 基礎削孔

S__1163311_0.jpg

プロテクターを設置するために基礎部分にも穴を開けます。
この工程では、基礎構造の強度を考慮し
適切な場所と深さで削孔します。
削孔が不適切だと基礎が損傷する可能性があるため
事前に計画を立て、慎重に作業を行います。
 

 7. 基礎アンカー打設

S__1163312_0.jpg

基礎に設置するアンカーを取り付けます。
アンカーはプロテクターをしっかりと固定するための
重要な部材です。
アンカーを基礎に埋め込み
正確な位置と角度で固定します。
適切な固定方法が強度を保つポイントになります。
 

 8. カバー取付

S__1163313_0.jpg

プロテクターの取り付け部分にカバーを取り付けます。
カバーは保護や仕上げの役割を果たし
見た目も向上させます。
プロテクター自体を覆うことで
耐久性や美観が向上し、損傷や劣化を防ぐ効果もあります。
 

 9. 施工完了

S__1163314_0.jpg

最終確認を行い、施工の仕上がりをチェックします。各工程が問題なく完了し、プロテクターがしっかりと
固定されていることを確認します。
施工後に使用する設備や建物が安全に利用できるよう
各部の点検を行い、清掃も行って終了です。
 
以上の各工程が倒壊防止プロテクターの施工手順の概要です。

🎦【動画】木造住宅の地震時における倒壊防止プロテクターの重要性

2024.10.18


倒壊防止プロテクターの重要性


🔵木造住宅における倒壊防止プロテクターとは?
 
倒壊防止プロテクターは、木造住宅の耐震性能を
向上させ、地震時の倒壊リスクを軽減するための
建材・工法です。 
 
特に地震大国である日本において
倒壊防止対策は命や財産を守るために重要です
この装置は、建物の構造全体を補強する役割を果たし
地震の揺れによる破壊を防ぎます。
 
 
🔵倒壊防止プロテクターの特徴
 
1.強固な連結
 倒壊防止プロテクターは、柱や梁
 基礎を強固に連結し、地震発生時に起こる
 ほぞ抜けや横ずれを防ぎます。
 これにより、建物全体の耐震性能が向上します。
 
2.施工のポイント
 プロテクターは、木造住宅の重要な接合部分に
 設置されます。 地震の揺れに耐えられるよう
 ホールダウン金物や耐力壁の補強と言うことが
 多く、特に構造的に脆弱な部分を強化します。
 
3.倒壊防止の仕組み
 地震時、建物には上下左右に揺れがあります。
 プロテクターは、この揺れに対する耐力を高め
 柱や梁の変形を抑え、建物が倒壊するのを防ぎます。
 
🔵耐震工事と倒壊防止導入プロテクターの役割 

 倒壊防止プロテクターは、耐震工事として行われます。 
 耐震工事では、以下のような対策が重要です。
 
・ホールダウン金の設置:
 柱と土台の接合部を強化し、引き抜き力に耐える。

・耐力壁の設置: 
 壁を強化することで地震時の横揺れに耐える。

・基礎の補強: 
 基礎部分を強化し建物全体を安定させる。
 
これらの対策と倒壊防止プロテクターを設置することで
木造住宅の倒壊リスクを大幅に軽減できます。
 
🔵倒壊防止プロテクターのメリット
 
・命を守る:
 地震時に家屋の倒壊を防ぐために、住民の安全を確保します。
 
・資産の保護:
 倒壊による財産の喪失を防ぐことができます。
 
・長期的な安心感: 
 地震工事は一度実行すれば当面の効果が持続し
 将来的な地震に対する備えとして安心です。
 
もしご自宅が耐震基準を満たしていない場合は
倒壊防止プロテクターを含む耐震補強工事をご検討ください。

特に2000年5月以前に建てられた住宅は
耐震診断を受けることをおすすめします。
自治体によっては、補助金や助成金を活用できる
ケースもありますので、ぜひご相談してみてください。

専門家による診断を受けることで
建物の耐震性を評価し、必要な補強が把握できます。
 
 
倒壊防止プロテクターは
木造住宅の耐震性能を飛躍的に向上させるための重要な装置です。

少しでも気になることがありましたら
お気軽にお問い合わせください。

木造住宅が地震で倒壊する原因!?:ほぞ抜けの危険性

2024.10.16
木造住宅が地震で倒壊する原因!?:ほぞ抜けの危険性
  • 木造住宅が地震で倒壊する原因!?:ほぞ抜けの危険性

ほぞ抜けの地震リスク

**木造住宅の地震時における「ほぞ抜け」とは?** 
ほぞ抜けは、地震時木造住宅の接合部である柱などの
「ほぞ(凸)」や「ほぞ穴(凹)」が抜けてしまう現象のことです。

この「ほぞ組み」は日本の伝統的な建築技法で
木材同士をピンや金具を使わずに接合しますが
地震の揺れによる大きな力がかかると
抜けやすくなることがあります。

特に、2000年5月以前の耐震基準で建てられた住宅は
このような脆弱性を持つことが多いです。
 
 **地震による「柱のほぞ抜け」 - 構造の弱点**
特に大きな地震が発生すると、ほぞ抜けが
建物全体の倒壊につながる可能性があります。
これは、木造住宅の接合部が地震の横揺れや引き裂き力に耐えられず
組まれた木材が抜けてしまうためです。
例えば、阪神淡路大震災では
多くの木造住宅がほぞ抜けによって倒壊しました。
 
 
1.平常時はしっかりとほぞが
 かみ合い安定しています

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2.地震が起きると、横揺れで
 左右に柱が揺さぶられます

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3.徐々に柱のほぞが緩み
 傾きが大きくなっていき
 家の重みに耐えられず
 そのまま土台の基礎部分から
 柱が抜けて倒壊してしまいます 

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