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そろそろ梅雨が近づいてきて
雨が多くなる時期ですね。
今日は雨から住宅を守ってくれる
重要な役割のある
雨といについてです。
写真のように雨といがなくなって
水直落ちの状態は
・土台への水はねで雨水が浸入する
外壁や基礎にひび割れがあれば
雨水が外壁や基礎の内部まで
浸入する可能性がある
・シロアリが発生する
湿った木材は腐食しやすく
湿気を好むシロアリの
餌食になりやすい
・雨漏りの危険が高い
雨ざらしとなる屋根と外壁の
つなぎ目は非常に雨漏りの
危険が高い
このようにリスクの高い状態です。
梅雨本番になる前に
ご不安がありましたら
是非ご相談ください!
ここからは
雨といの歴史についてです。
雨といがどのように普及したのか
ご存じでしょうか。
日本での雨といのはじまりは
なんと
【平安時代】
だと言われています。
意外に思われるかもしれませんが
雨といはとても歴史があるのです!
もともとは現代のように
住宅を守る・排水の役割
というより
飲料水や生活用水用に
雨水を水槽などに移す
「上水道」の役割
を果たしていたそうです。
雨といは
江戸時代まで神社仏閣を中心に
普及してきました。
当時の神社仏閣には
飛鳥時代に中国、朝鮮から伝来した
瓦が使われ
「雨水を処理する雨とい」
が必要だったと考えられます。
しかし、一般の住宅は
「草ぶき」や「かやぶき」が
ほとんどで
屋根自体が水分を吸収することや
軒先を作業場として利用する必要から
庇(ひさし)を長く張り出して
軒を深く取っていたため
雨といの必要がなかったのでしょう。
江戸時代には商業が盛んになり
江戸、大阪、京都
などを中心に人口が集中し
都市が形成されていきます。
それに伴って住宅も密集して
隣家と軒を接するようになり
・隣家の雨水が流れ込む
・雨だれが跳ね返って壁を汚す
・土台を腐らせる
といったトラブルが
起こるようになります。
密集した一般の住宅は
「かやぶき、板ぶき屋根」で
火災に弱く
ひとたび出火すれば次々と
類焼して、町中が火の海
ということがたびたび起こりました。
大火に悩んだ幕府は1720年
防火のために民家の屋根を
「瓦ぶき」にするよう
奨励しました。
また、商家では財産を
火災や盗難から守る土蔵をはじめ
経済力にものをいわせて
住宅を豪華にすることで
武士階級に対抗したため
瓦屋根でしかも
複雑な屋根構造の町家が
出現するようになりました。
このように瓦ぶき屋根が
一般的に普及するようになると
雨水の落下で
柱の根元や土台が腐ったり
傷んだりするのを防ぐため
雨といが使われるようになりました。
このような歴史から
雨といは現代まで
住宅の重要な役割を担っています。
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