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2020.12.14

👷足場について👷

👷足場について👷
  • 👷足場について👷
皆さま、こんにちは。
 
今回は足場についてご紹介いたします。
 
足場とは
『空中であっても、作業したい場所に
 いられるところ』になります。
 
足場が必要な工事には
・屋根の工事
・外壁の塗装工事
などがあります。
 
そこで活躍するのが足場です。
足場があることで、安全で確実な作業が
可能となります。
 
また、住宅に住まわれているお客様が
物や人の落下による事故から
守られるようになります。
 
さらに足場を組むと、その上に
飛散防止ネットを設置することができます。
飛散防止ネットがあれば、塗料や砂塵が
飛び散ってしまうことを防ぐ事ができ
近隣住宅へ配慮ができます。
 
国が定めた安全の最低基準としても
労働安全衛生法では、2m以上の高所で
作業をするときは安全対策として
足場の設置が義務づけられています。
 
戸建住宅は平屋であっても2m以上に
なるので、住宅の屋根や外壁の工事を
行う際には、足場は設置する必要があります。
 
足場を組むということは、
さまざまな安心・安全を確保するために
重要なのです。
 
 
◇*◇足場の種類◇*◇
 
🔵くさび式足場
 
 ハンマーを使って凹凸がついた
 金具(くさび)を打ち込んで
 部材同士をつなげて組み立てる
 足場です。
 ハンマー1本で簡単に組み立てが
 出来ることが特徴で、国内初めての
 くさび緊結式足場の商品名から
 「ビケ足場」とも呼ばれています。
 
 木造家屋などの低層住宅工事用の
 足場として多く使用されてきましたが
 近年では中層建築工事用・高層建築物
 の外壁の塗り替えなど、短期間の
 補修工事に使用される事も増えてきています。
 
🔵枠組足場
 
 現在最もオーソドックスな足場として
 使用されています。
 鋼管を鳥居型に溶接された強度の高い
 鉄製の部材を使用するので
 安全性が非常に高い足場です。
 部材が大きいので、規模な現場で
 幅広く活躍しています。
 
 デイビット・イー・ビティ氏が
 考案したことから
 建枠のことを「ビティ」
 枠組足場のことを「ビティ足場」と
 呼ぶこともあります。
 
🔵移動式足場(ローリングタワー)
 足場の下部にキャスターが付いていて
 自由に移動させることができる足場です。
 構造は基本的に枠組み足場と同じなので
 組立や解体は簡単に行うことができます。
 また、枠組みの構造に加えて
 昇降用のはしごや作業床・手すりなど
 の防護設備などが組み込まれています。
 設備工事や配管工事、塗装工事など
 幅広い工事で使用されています。
 一度組み立てれば移動が容易にできて
 高さも自由に調節可能なことから
 移動しながらの作業が必要となる
 天井や壁の仕上げ作業の足場として
 特に活躍します。
 
🔵単管足場
 
 単管足場とは、鋼管で作られた
 鉄パイプに、クランプなどの
 基本部材を組み立てるタイプの足場の
 ことです。
 単管パイプとクランプを軸に
 柔軟に足場の形状を変化させることが
 出来るので、狭い場所でも足場を
 組むことが可能なことが特徴です。
 主に低層の外壁塗装用の足場として
 使用されます。
 足場の床となるアンチがないので
 安全性の面では少し危険な足場かも
 しれません。
 
 
🔵単管ブランケット足場
 
 単管ブラケット足場は形状や角度を
 自由に調整できるため、3階以上の
 住宅やビルでの施工現場で使われて
 いる足場のことです。
 単管足場よりも安全性に優れている
 のが特長ですが、組み立て設置の
 期間が長く、いったんボルトが緩むと
 揺れやすくなってしまう欠点もあります。
 
🔵吊り足場
 
 上から吊り材によって作業床を
 吊り下げて足場を作ります。
 地面に足場を設置できない橋梁や
 プラント、溶接の工事などで
 使用されています。
 
 上から吊り下げるということで
 落下などの事故のリスクが高く
 設置作業は充分慎重に行っていくこと
 が求められます。
 そのため、必然的に設置するには
 点検や確認などで時間と手間が
 かかってしまいます。
 また、安全性を高めるために
 現場には足場の組立等作業主任者を
 配置する必要があります。
 
 
◇*◇足場の歴史◇*◇
 
歴史は古く、エジプトのピラミッドや
中国の万里の長城にも足場が使用された
といわれています。
足場の原型は、泥のレンガや砂礫を
積み上げただけの簡単なものから
木材や竹を加工した現代の足場に
つながるものまで様々でした。
 
日本では、木材が身近なところで容易に
入手できたことから、建築材料として
重宝されただけでなく、丸太足場や
木製脚立として広く使用されてきました。
軽くて加工しやすく比較的丈夫で
構造材としても強靭な木材は
申し分のない建築・仮設資材でした。
しかし丸太は、鋼材のように材質が
一定ではなく、しかも使用による強度の
低下が大きいため強度の計算に不向きで
安心して使えなかったのです。
そこで鋼管足場の研究がはじまり
現在につながる鋼製足場が考案されました。
 
 



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