屋根:垂木取り付け🔧✨
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皆さま、こんにちは。
今回は屋根工事の現場からです。
今回の現場では、屋根材を剥がした
ところ、垂木のない構造でした。
屋根を支えるには不十分ですので
垂木を取付けました。
屋根材とは違い垂木などの構造は
表には出ない部分ですので
なかなか見る機会もないと思います。
屋根の斜面を支えるとても重要な
役割を担っている部分です!
◇*◇ 屋根の構造 ◇*◇
屋根の構造のことを
小屋組(こやぐみ)と言います。
屋根を支えるための骨組み部分
の事です。
小屋組みの一番上になる部分を
棟木(むなぎ)と言います。
新築工事で行う
上棟式(じょうとうしき)は
この棟木を取り付ける儀礼の事です
。
棟木(むなぎ)に平行して
配される母屋(もや)で
垂木を支えています。
◇*◇ 垂木とは ◇*◇
頂上の棟木から垂らすように
斜めに取り付けられているから
「垂木」と呼ばれるそうです。
屋根の野地板の下には垂木と
その下に母屋(もや)と呼ばれる
部分があります。
母屋は地面に対して水平に
取り付けられた木材で
この母屋に対して垂直に
屋根の傾斜に沿って上から下へ
流れて取り付けられるのが垂木です。
屋根の構成として、外側から
屋根材
↓
防水シート
↓
野地板
↓
垂木
となっており垂木は
野地板・防水紙・屋根材が
固定されているところで
屋根面の荷重を支える役割が
あります。
屋根の「縁の下の力持ち」として
屋根を支えてくれている部位となり
とても重要部分になります。
屋根に問題がなければ
傷むことはないのですが
雨漏りなどが続きますと
野地板などと一緒にダメージを
受け、腐食することもあります。
重い瓦から軽い金属屋根
軒の出の長短、屋根の重さによって
垂木のサイズを使い分ける
という特徴もあります。
一般的には約45cm間隔で設置を
しています。
屋根材の固定などもこの垂木に
合わせて釘を打てば
屋根の強度向上に繋がったり
雨漏りの可能性が少なくなります。
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